西日本最大級のアーケードに、昔ながらの商店と、町家を改装したカフェや雑貨屋、美容院などが仲良く並ぶ、京都三条会商店街。この商店街には、「子どもは地域で守るもの」という考えが根いているのだとか。

「困っているお母さんやお父さんに協力するのは当たり前」と話すのは、専務理事の馬場雅規さん。「ママチャリが重たくて倒れそうになっている方がいれば一緒に支えます。ほとんどの店はベビーカーで入れますし、商品の並べ方にしても、小さなお子さんでも見やすいよう、腰よりも低い位置に置いています。」

この場所で生まれ育ったという馬場さん。幼い頃は、お店で働くお父さん・お母さんの横で、ベビーカーに乗せられて育てられたそう。「この子も、商店街の人やお客さんみんなに育ててもらいました。私が忙しくしている間に、お客さんが商店街で散歩させてくれて、お菓子を買ってくれてたこともありましたね」と笑顔で語るのは、今もお店に立つ馬場さんのお母さん。みんなが顔を知り合っている商店街だからこそのエピソードですね。「物を買うだけの“お店”ではなく、顔を知った“ご近所さん”でもあるからこそ、話だけして帰っていくお客さんも多いんですよ。」と馬場さん。そうしたお客さんにはご高齢の方が多いといいますが、コロナ禍の今こそ、子育て中のお母さん・お父さんが家族以外の人と話すことの重要性を感じられているそう。「人と話すだけでも気持ちが軽くなることがあると思うんです。うちの母も、孫を含め、たくさん子育てしてきましたし、話を聞くことはできます。何も買わないからと怒ったりしないので、気軽に立ち寄って話しかけてほしいですね。また、最近は子どものお遣いが少なくなりましたが、お遣いは、お店の人や他のお客さんとの会話を通じて、子どもが社会になじむ第一歩。子ども一人でお遣いに来てくれるような場になれば」

京都三条会商店街では、19店舗が「きょうと子育て応援施設」の取組に参加しています。また、「3」のつく日には各店で当日限定のセールを実施。本日3月3日も「三条会の日」です!京都三条会商店街へ足を運んでみては。

※京都三条会商店街の「きょうと子育て応援施設」は以下のホームページからご確認ください。
https://pref-kyoto-kodomohagukumu.jp/ouen_spot/

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